アノマリーとは? マーケットにおいて具体的な根拠が無いものの、予測が当たりやすい経験則のこと
11月
12月が米ドルのパフォーマンスが月別で一番悪い
11月中旬以降は米ドルの動きをしっかりチェック
NZドルは11月~12月は強い通貨になることからNZドル/米ドルの買いがワークしそう
12月末にサンタクロースラリーがある
この時期に株価が上がる傾向があるため11月が仕込み時になり上がりやすいともいわれる
MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル社)の指数が年4回(2・5・8・11月)「銘柄の組み入れ」「組み入れ時価総額・FIF(外国人投資可能浮動株比率)の変更」が行われる
これがいわゆる「MSCIリバランス」特に5月と11月の規模が大きい 日本株も影響を受ける
採用銘柄・除外銘柄・買われる銘柄・売られる銘柄がわかるのが5月・11月中旬・実際リバランスが行われるのは月末
中旬にMSCI社から発表がある
傾向として「リバランスで売られる銘柄」はリバランス日の翌日は大きくリバウンドしている
→2023年11月末は除外銘柄が上昇していた そのためか12/1はリバウンドするどころか下落銘柄がほとんど だめだ
発表日翌日(11月中旬)の除外銘柄の寄付きはギャップダウンする
がその後戻す銘柄も多い(「以前から除外候補にあげられてる」または「サプライズで除外される」等でその後の値動きが違うと思われる)
毎年11月~12月ごろに天然ガス価格が上昇する傾向がある
マザーズ市場(グロース市場)は11,12月に個人投資家が極端に売る
(12月にIPOが多いことや年末の損出し、益出しの売りが多く出ると予想できる)
12月
12月のグロース市場は本当に注意しないといけない
節税売りが出る銘柄多数
12/22~27あたりにそれまで下がっている銘柄にさらに売りが出る
アノマリー的には12/26のみ上げることが多い
12/1~5日ごろ9月中間配当金が入る
配当再投資が高配当株・バリュー株に入りやすい
四半期決算月末は自社株買いが入りづらい
12月は米ドルのパフォーマンスが一番悪い 米ドル売り目線で(下旬が特にドル安)
逆にユーロは強い(欧米の中間・本決算月はファンダ無視の「逆流」が起きやすい
11月の月次が12月頭に出る 2022年は11月が暖かく冬物衣料が不振でアダストリア、Uアローズ、ライトオンの11月月次が悪かった(12/2発表)
2023年11月がもし寒いなら月次いいものが出そう(前年比) 前年数字は低い
2022/12/6ファストリ11月・月次は悪かったが出尽くし上げ
1月にIPOを行わないという業界の通例があるため、年末に駆け込みでIPOが集中する
すると資金がIPOに流れるため通常市場の株価が下がる
ブックビルディングによる資金の拘束
IPO銘柄を初値買いするために他の株を売る(換金売り)
前半はドル/円が円安になりやすい
実需のドル買いがある 1月、2月はそれが細る
NZドルは12月に変われる季節性がある
12月は輸出が多く貿易黒字になりやすい(NZは夏)
12月25日前後 節税売りが出る 権利付き最終売買日前まで(12/28・29あたり)
年初来安値銘柄、真近大幅下落銘柄がさらに売られる傾向がある
権利落ち日(権利付き最終売買日の翌日)までの節税売りが終わるため次の日から売り手が不在となり、株価が上昇しやすくなる
1月に向けて上がりやすい
権利付き最終売買日(12/28・29あたり) マザーズ銘柄 節税売りが終わったと思われる銘柄(下落がひどかった銘柄)から反発開始か?
翌日は下げすぎ銘柄が短期的に上がることがある
(最終売買日までに売りたい人が売ってしまっている→売り手がいない)