アノマリーとは? マーケットにおいて具体的な根拠が無いものの、予測が当たりやすい経験則のこと
9月
米株が1年で最もパフォーマンスが悪い月
海外投資家による配当金の課税対策という期末特有の要因がある
海外勢がマイナス、証券自己、先物がプラスになりやすい(税制上節税になる)
9月の第2週、第3週が海外勢の売りが出やすい
逆に権利日通過後は買いが膨らむことが多い
ただこの理論でいくと海外勢のマイナス分は証券自己+先物でちゃらになる
株価下落の要因と考えるのはどうかとは思う
為替:9月初めの米国レイバーデー明け
それまで方向感のない小動き→一遍し一方行に大きく動くようになるのが基本
9月初めのレイバーデー明けは欧米のトレーダーにとって実質的な夏休み明け
トレードを本格再開したトレーダーはまだまだリスク許容度に余裕があることから、ポジションを長く維持する可能性が高い(24/9記事)
9月後半2週間が魔の2週間→2024は少し上がった
9月13日は日経最強の日 リーマンショック後休日除くと10回中10回上昇
(2023年はこれが続かずマイナスで終了 途切れた・・・2024年もマイナス)
9月11日は米株3指数が上がりやすい(911事件米同時多発テロ追悼で)
24/9/11もスタート大幅下落もその後急上昇
9月米MSQ日(第3金曜日)は下落の特異日(2023年も寄付きは高いがそこから暴落)
9月月末週は難易度高い 意味不明な上昇や下落 需給で動く(予想つかない)
9月末下落から10月決算上昇も多い
四半期決算月末は自社株買いが入りづらい
3,6,9,12月の第三金曜日
株式先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引 3つの取引き期限満了日
(トリプルウィッチング)
「売買代金が多く、相場が荒れるときも」
「大人の都合な売買もあったり方向感が分かりにくい」
米国のこと
レイバーデー明けは年間を通して最も事業法人が起債が多い週(特に火・水曜)
金利が上がりやすく株価の下落につながるという
SQ週の水曜は下がりやすい
SQで荒れやすい相場が見込まれていればSQのある週はSQに関係のないマザーズの銘柄が物色されやすい
9月中旬は下げやすい
2021年9月6日 引け後に日経225銘柄組み入れ・外れの発表あり
組み入れ銘柄の買いより、外れる銘柄の売りのほうが値幅が大きい
2021年9月6日が米国レイバーデーで祝日
一般的にこの日に夏休み相場が終わり 動き出す
月末配当権利付最終売買日と翌日の寄付き中心に買いが入る
→指数連動型パッシブ系運用資金による買い
2021年9月30日 日経225銘柄に4588億円の売り需要あり
→組み入れ銘柄の時価総額が今回大きかった
そのためほかの日経225銘柄が売られる
今回の30日の動き(2021年9月30日)
朝一から買いがいったん入るもその後大幅下落
9時30分ごろに出来高最大つけてもみあい
10時55分ごろから上げ
2021年9月30日日経リバランス
→間近海運株が急上昇している 時価総額が大きくなり機関投資家保有海運セクター比率も上昇しポジション調整から売られる
11時現在で大手3社-10%前後
9月30日はダウも下がった リバランスと -546(1.59%)
9月30日引け
リバランスで大きく下げた銘柄は絶好の買い場か?
2022年9月28日
権利付き最終売買日
ETF等の配当落ち分をヘッジする先物買いがTOPIX先物に8000億~1兆円
28日引け・29日寄りに買い需要あり
その他にも日経平均入れ替えに伴う日経225銘柄の売り需要が引けに約1800億円あり
前場寄り付きから地合い悪く大きく下落(アップル増産見送り報道あり)
11:40を底に横横 14:30~15:15にかけ上昇
TOPIX先物の最高値をつける時間は15:04だった
2023年9/1終値32710円→9/29終値31858円 この年も下げ
9/15終値高値33533円~10/4安値30527円まで下落
10月
10月の中旬から下旬にかけてNZドルが下がってないか見ろ
シーズナリティで11月~12月中旬まであがりやすい
南半球で夏、輸出が増加でNZドルが買われる
NZドル/円、NZドル/米ドルの日足を見て下げてるようなら買え
米株価指数 10月の11営業日から11月末まで「幸福の6週間」
2013年~2022年の10年間はSPXが下落したことは一度もなし
大暴落があった2018年末の10月もわずかにプラス
平均リターン4.9%
10月下旬から2Q決算発表が本格化する
1Q決算後に買った銘柄の上方修正、増配状況をみて決済するタイミング
利回り6%を超えるような超絶上方修正は5%になる株価まで持っていてもよさげ
2Q決算内容が超絶で利回り6%超になる銘柄や進捗率85%超で配当性向銘柄で上方修正+増配が期待できる銘柄は買うタイミング
ラリーウィリアムズ(米著名投資家)
10月は月初弱いが月中から反発しやすい
10月末はハロウィン効果で買いがワークしやすい
ただ暴落が多い月でもある
1929年10月 世界恐慌最初の大暴落~1932年まで下落
1987年10月 ブラックマンデー 10月19日ダウ22.6%下落
2007年10月 米株価下落の始まり
2008年10月6日ごろから米NYダウ大暴落始める(リーマンショック)
9月本決算銘柄で今期見通しを弱気で出してきそうな銘柄を選択