サームルール景気後退指標は真近3か月の失業率が過去1年の失業率の最低値からどれだけ乖離したかを示した指標
この指標、1959年以降過去の景気後退の初期段階を100%当てているらしい
→ただこれまで100%当てたというだけで「次点灯したら景気後退がくる」というものではない
そのシグナルは「0.5%」以上でシグナル点灯
これがそのチャート
このように米国での景気後退期を当てている
ではS&P500でシグナルが点灯したタイミングを調べてみた
2020年5月点灯
コロナショックが3月で終了 4月から爆上げ
→シグナルが出てから売りで入ると爆損する
2008年4月点灯
リーマンショックの初期
2007年11月から2008年3月まで下落 4,5月は上昇 6月から2009年2月まで暴落
→点灯するのは4月 「点灯したから」で売りで入ったら負ける 長期で売り持ってれば大勝
2001年6月点灯
ITバブル崩壊 2000年9月から2001年3月まで下落4,5月上昇 2001年6月から2002年9月まで下落
→シグナル点灯は長期下落の1/3ほど経過した後 それなりに売りでとれるタイミング
1990年11月点灯 日本のバブル崩壊
1990年10月に底 11月から上昇
→点灯で売りするとその後ずっと爆損 90年8,9月が急落
1981年11月点灯 たぶんインフレ
1981年8,9月が急落 10,11月反発12月から翌年7月まで下落
→点灯で売りではその月のみやられる 12月からは約半年売りでとれる
1980年4月点灯 おそらくインフレ
1980年2月、3月急落4月から急騰
→点灯で売ったら爆損
1974年6月点灯 おそらくインフレ
1973年1月から暴落74年9月まで下落
→点灯で売りでは下落の後半しかとれない
74年10月から急反発
1970年2月点灯 おそらくインフレ
1968年12月から1970年6月までの下落
→点灯で売りではこれも後半しかとれない
70年7月からは急反発
1960年8月点灯
1959年から60年10月まで下落
→点灯で売りではこれも遅い
結論
シグナルが出てから「売りで入る」、や「保有株を売却する」では遅い
シグナルが出るときはすでに株価が下がっている そこから反発すらある
「もうすぐシグナルが出そう」というときに予測して入らないと恩恵は小さい
そのため騙しもありそう
そして今は0.27%
2023年10月は0.33%まで行って2024年1月には0.20%まで回復 シグナル発動せず
株価は10月から反発急上昇する→騙し
このシグナルは先行指標とはならず
「失業率が高くなりそうならやばい」となる
昨日の2月失業率発表(前回3.7%→今回3.9%と悪化)で今は0.27%
今後も失業率が高くなると思うか否かが考えるべきことか
今後の失業率だが、高くなりそうな感はあるのでは?と思っている
これが今後0.5%を超えていくだろうと予測して「ポジションを軽めにする」、や「売りポジ作る」はやってもいいタイミングかと思っている
CFD米S500、NQ100ミニを打診売り(握力続かず売る可能性は高い)
0.5%を超えないような低い失業率が来月から出てきたらその時は撤退
もし失業率が悪化し4月~8月あたりにシグナルが発動するようならその前に下落が始まっている
と思われる
来月からの失業率は注目していこうと思う
昨日の保有株はSBIリーシング+23.29%(S高)、ゲオ+1.48、九州電力-1.53%、コメ兵-2.47%など
GMO証券+35540円(次回反映) SBI証券+124500円
SBIリーシングの上方修正ストップ高のおかげ
コメ兵が2月月次発表前の株価近くまで下げる 空売り機関か? 信用買いの増加が原因?
取引内容
日経225ミニオプションプット(売る権利)の買い 38500円 165で買い×1 決済-16536円
ユーロ/円 売り 決済-610円
CFD日本など 売り 決済-2595円
保有中
CFD米S500 新規売り×2 5173.3
CFDNQ100ミニ 新規売り×5 18310.9
含み損益約 +3万円
保有株はこちら→保有株(長期投資) 保有株(短・中期投資)
株・相場情報
引用元:世界の株価
バルチック海運指数 2345(+94)(+4.18%)
コンテナ運賃指数はこちら 引用元:株式マーケットデータ
コンテナ運賃指数 1312(-2.98%)
株・FX・考察
売買代金 プライム市場6兆3949億円 グロース市場1806億円
SQ日でもあり活況 SQ値は39863.92円 高値決着
アメリカ市場 半導体指数-4.03%と暴落
エヌビディアが-5.54%、アーム(ソフバン子会社)-6.65%、インテル-4.65%など
日経平均先物の戻りが38790円 -720円(-1.82%)と大幅安での戻り
グロース先物は-1.08%とそこまでひどくない
TOPIX先物も-1.02%とそこまでひどくない
過去収支(GMOクリック証券)(SBI証券)
2022年 2月からトレードアイランド・スタート(投資歴は10年超)
2024年 2月約-60.2万円 計13,373,085円・SBI証券資産7,170,012円(約-48万円)
2024年 1月約+86.9万円 計13,974,962円・SBI証券資産7,653,979円(約+71万円)
2023年 12月+221,281円 計13,110,798円・SBI証券資産6,941,779円(約-21万円)
2023年の確定総収支 計+164万円(2024年持ち越し約+293万円)
2022年の確定総収支 計+159万円(2023年持ち越し約+20万円)
GMOクリック証券口座開設の方はトレードアイランド「愚者トレ」検索で収支が見れます
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投資における最終判断はご自身で慎重に
意識しておきたいニュース
2023/11/11 期間原油価格、ドル/円状況を把握 石油関連株の業績変化を先取りできる
富士興産(5009)10/31、エネオス(5020)11/8、コスモHD(5021)、富士石油(5017)11/10、出光興産(5019)11/14の順で決算
2023/11/11 ミズホメディ―(4595)
夏場に(7~9月期)にインフルエンザが流行し業績修正
高配当で発表直後の上昇でも配当利回り6%超
インフルエンザが流行ったらミズホメディーを買え
2023/3/31 アサヒ衛陶(5341) 時価総額27億円
ベトナムの住宅・不動産開発を主たる事業とする企業事業と業務提携
東急株式会社と共同事業も手掛けている企業「DANH KHOI」
2023年4月1日から業務提携開始
今後の売上げの変化を注視したい
2023/4/19 当社が取り扱うEV急速充電器の第1号機種であります「EV・PHEV 用急速充電器 A-QUICK」が CHAdeMO 協議会による CHAdeMO 認証を取得
需要が高まっている急速充電器市場へ本格的に参入→立ち上がりが遅れている2024/1/19
2024/1/19 本決算あり 赤字拡大 今期黒字転換予想 まだ決算見るだけでいい
黒字を決算で確認してからでもいい
長期でどういうタイミングで株価上昇するかわかる→利上げ・利下げ・据置き期間と株価の関係を頭に叩き込め
指標:台湾の輸出受注はISM製造業の先行指数
ISM製造業は鉱工業生産の先行指数
台湾輸出受注→ISM製造業→鉱工業生産の順で予測できる
INDEED社の求人情報を見れば、米JOLTS求人件数の予測ができる
JOLT求人数が減少していると米株価が下がる
北京市の大気汚染PM2.5濃度を見れば中国PMI(購買担当者景気指数)を予測できる
バルチック海運指数は中国製造業PMIと連動しやすい=バルチック海運指数が低下していたら中国経済が悪化しているとなる(ばら積船の積荷・鉄鉱石、石炭、穀物の最大の輸入国は中国)
米雇用統計を予測するとき
先月~同月のISM製造業(雇用者数)、ISM非製造業(雇用者数)、失業保険申請件数(4週平均)、ADP雇用統計、消費者信頼感指数(職探し困難か?)チャレンジャー人員削減数で予測できる