逆イールドとは
短期債の利回りが長期債の利回りを上回って長短金利が逆転すること
米10年債利回りは10年後の利回りを反映し、2年債利回りは2年後の利回りを反映している
拘束期間が長い10年債利回りが高くなるのが通常だが、2年後の物価よりも10年後の物価が悪そうだと思われている場合10年債利回りよりも2年債利回りが高くなることがある(グラフの0%より下)
この時の日経平均指数、NYダウ指数を見ていく
米10年債利回りー米2年債利回り
「米10年債利回りー米2年債利回り」が0%前後の期間
1988/12~1990/5 18か月間
1989/12からバブル崩壊
1998/5~1998/7 2か月間
1998/8ロシア財政危機のちLTCMショック
2000/2~2000/12 11か月間
2000/2直後からITバブル崩壊
2005/12~2007/5 18か月間
2007/7から下落のちにリーマンショックへ
2019/9 1か月間
2020/1~コロナショック(これは偶然か?)
青線 日経平均 右軸
オレンジ線 NYダウ 左軸
紫長方形の期間が「米10年債利回りー米2年債利回り」が0%前後の期間であるが日経平均でみるとその後大きな下落がきている
NYダウにしても下落していることが多い
そして今現在(2022年2月)の「10年債利回りー2年債利回り」は約0.4%にまで縮まってきており今後0%を目指す動きとなっている
歴史的に見た場合は今はまだ暴落するタイミングではなく、逆イールドが発生してから暴落するのではないか?と推測できる
暴落の時を探るひとつの指標になるのではないか?
投資における最終判断はご自身で慎重に
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